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天日鷲神

「古語拾遺」によると、天日鷲は太玉命に従う四柱の神のうちの1柱である。
太玉命の孫天富命が、天日鷲の孫(阿波忌部氏系図では由布津主命)を率いて、阿波の国(徳島県)、更に総の国(千葉県)を開拓したとある。阿波忌部氏の系図によると、天日鷲命は太玉命の義理の兄弟で、天富命と由布津主命の娘は夫婦である。尚、四柱の神とは以下の通りである。
 天日鷲命(アメノヒワシノミコト/阿波国忌部の祖)、
 手置帆負命(テオキホオイノミコト/讃岐国忌部の祖)、
 彦狭知命(ヒコサシリノミコト/紀伊国忌部の祖)、
 櫛明玉命(クシアカルタマノミコト/出雲国忌部の玉作りの祖)

天富命は更に沃穣の地を求め阿波の齋部(いなべ)一族(四国の豪族)を率いて東国(房総今津朝山)に下り、麻穀を播殖したところ良質の麻の産する所と知り、この地を「総の国朝山」と名付け、天日鷲命を守護神として奉祀した。鷲神社

忌部氏の祖、天日鷲命を祖神としているところが各地にある。 ... これは文字どおり麻を栽培することであって、大和から阿波の地に派遣され、国土開発の命をうけた天日鷲命が、この地に麻が豊富に自生していることに目をつけて、麻を栽培する適地としたからであろう。

奈良時代720年の日本書紀神代上第三の一書に「...粟国の忌部の遠祖天日鷲命の作れる木綿(ゆう)を懸けて,忌部首(おびと)の遠祖太玉命に持たせて...」とあり,この天日鷲命の子孫によって阿波を開拓していった事が古語拾遺にある

天日鷲神 (あめのひわしのかみ) ... 天日鷲神は一般にお酉様 として知られ、豊漁、商工業繁栄の守護神として古来郷土の人々の篤い信仰をあつめてまいりました。

天日鷲命(アメノヒワシノミコト)といわれる鳥の神様です。

天日鷲命(あまのひわしのみこと)が弦という楽器を司りその弦の先に鷲が止まったので、世の中を明るくする瑞祥を現す鳥だと大変喜ばれ、天日鷲命は開運 の神 浅草の名所

阿波国を開拓したのは、天太玉命の弟の天日鷲命とされる。
by kouhoka | 2006-10-19 15:37
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